

アップセルってのはある商品の購入を考えてる人に
もともと検討してた商品よりも金額が高い商品を販売することです。
こういうのは家電量販店とかそこそこ大きい買い物する店でよくあります。
今回は僕が昔カー用品店で販売してた時の話を例にします。
カーナビを買いに来たお客さんがいてたんですけど
その人はあんまりナビの事知らん人やったんですね。
メーカーとか機種にこだわりは特に無いって言ってました。
ただ一点「安いのが良い」これだけは主張されてたんです。
って事で僕は先ず最初に1番安い7万円位のポータブルナビを説明しました。
その後にそもそもどんな理由でナビが欲しいかを聞いたんですよ。
まあナビの正確性もそこそこで音楽も聞けて、DVDも見れて・・・
みたいな話になるわけですね。
そうなってくると1番安いナビやと機能が足りへんのです。
ここでちょっと考えてください。
この話の流れで次にあなたがお客さんに薦めるとしたら
どれくらいのレベルのナビを薦めますか?
はい、ハズレですw
多分あなたはお客さんの必要な機能が揃った中で1番安いナビを薦めますよね?
それは間違いです。
いや、間違いってワケじゃないんですけどw
それやと売上があんまり上がりません。
ここで僕が薦めたナビは最上級クラスの40万円位するものです。
そこから同僚に詐欺師みたいと言われた巧みな話術を使って
40万円のナビを売りつけま・・・・・・・・せん!w
そんな事しても信用失うだけなんでしませんよ。
もちろん僕も安いナビを買いに来た人が
ポンと40万の買い物するとは思ってないです。
結局どうしたんか?
狙いは最初から真ん中ランク
20万円、15万円ランクの機種を紹介したんです。
正直こっから先はどっちが売れても良いんですよね。
なんでかって言うと最初からこの価格帯が売りたい商品やから。
ああいう商品って色々あって高い機種売るよりこれぐらいの
ミドルランク売ったほうがお店には旨味があったりします。
それで結局そのお客さんは15万円のナビを買ってくれました。
しかもその機能に満足してくれてるんで
高いお金を払ったのにありがとうって言ってくれるんです。
とまあそんな話なんですけど、この中で重要なんはどこか?
それはナビを薦めるときに最初1番高い金額を見せたことです。
人って不思議なもんで最初は7万円位の買い物で
それでもそこそこいい値段してるなって思ってるのに
次にケタ違いの高い値段を見てから真ん中くらいの値段を見ると
安く感じるんですよ。
まあもちろん性能とかに満足してる場合に限りってなるんで
しっかりとメリットを教えてあげる必要はあるんですけどね。
この方法ってめっちゃ使えるんですよ。
ナビとかタイヤ売るときにめっちゃ使ってましたw
ってわけでアフィリエイトでも比較コンテンツを作るときに
値段が安い・普通・高いってのを並べて
上手く誘導できればアップセルできます。
まあサイトとかは対話できへんので店頭ほどは上手くいきませんけど
そのへんはライティングを磨いていけばなんとかなるはずです。
結局最終的にはいかにして「欲しくさせる」かってのがキモです。
ほしい気持ちがピークに来たら結構高いもんでも売れます。
これで利益率の高いもん売れたらめっちゃ気持ちいいですよw